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成長に繋がるアウトプット方法とは?アウトプット大全(樺沢紫苑)【書評&要約】

悩んでいる人

成長するためにアウトプットが重要なのは聞いたことがあるけど、なかなか行動に移せないし続かない…

本記事ではこんな悩みを解決する本『アウトプット大全』をご紹介します。

本記事を読んでわかること
  • アウトプットの重要性やコツ
  • 具体的なアウトプット方法

実は僕自身も同じ悩みを抱えていましたが、本書を読んで行動に移せない原因に気がつきました。
それは「アウトプットの重要性と具体的な方法を理解できていなかったこと」です。

ただ何となく知っているだけだとなかなか行動に移せないし、継続することも難しい。
行動し続けるには、しっかりと頭で理解して腹落ちさせることが重要だと改めて実感しました。

そこで今回の記事では「アウトプットの重要性やコツ」「具体的なアウトプット方法」について、わかりやすく解説していきます。
成長するためのアウトプット方法に悩んでいる人にぴったりの内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

『アウトプット大全』の概要

人生を好転させるためには、アウトプットが重要。

これが本書のメッセージです。

本書は上記の理由を述べた後、80の具体的なアウトプットの方法や7つの実践方法を解説しています。
どの主張も心理学の研究結果に裏付けられていて納得感があり、イラストでの解説も豊富でとてもわかりやすいです。

出典:アウトプット大全p23

 

目次は以下の通りです。

アウトプット大全の目次
  1. アウトプットの基本法則
  2. 科学的に裏付けられた、伝わる話し方
  3. 能力を最大限に引き出す書き方
  4. 圧倒的に成果を出す人の行動力
  5. アウトプット力を高める7つのトレーニング法

著者の紹介

本書の著者は日本一アウトプットをしている精神科医です。

実績は以下の通り。

  • メルマガ13年、Facebook8年、Youtube5年の毎日更新
  • 毎日3時間以上の執筆、年2~3冊の出版を10年継続
  • 新作セミナー毎月2回以上を9年連続

驚異的なアウトプット量過ぎますね。

「寝る時間やプライベートがなさそう」だと思いきや、、、

  • 睡眠時間は毎日7時間以上
  • 基本、18時以降は働かない
  • 月に10本以上の映画鑑賞、20冊以上の読書
  • 週4-5回のジム通い
  • 年30日以上の海外旅行

しっかり自分の時間を確保していらっしゃる。

 

これができた理由はアウトプットの方法を工夫して、学びと自己成長のスピードを最大化させたからだと、本書では語られています。

ただ、それ以前に時間の使い方が上手な方だと感じました。
樺沢先生の別の有名な本『神・時間術』に書かれているらしいので、今度買って読んでみようと思います。

要約①アウトプットの重要性とコツ3選

突然ですが、あなたはどれくらいインプットをしていますか?

仕事が忙しい女性

仕事で忙しくてニュースを見るくらいしかしてないや…

エリート

新聞や本を読んでるし、勉強もしているよ!

色々な方がいると思います。

では、どれくらいアウトプットをしているでしょう?

仕事が忙しい女性

。。。

エリート

。。。

ほとんどの人ができていないと思います。
日本人は一方的な講義中心のインプットばかりの教育を受けてきているため、構造的な問題でこの傾向が強いです。

しかし、樺沢先生はこう言っています。

インプットはただの「自己満足」。「自己成長」はアウトプットの量に比例する。

出典:『アウトプット大全』p23

つまり、アウトプットをしなければお金を出して本を買って、一生懸命勉強しても時間の無駄。
僕もまだまだできておらず耳が痛い話ですが、真理だと思います。

アウトプットの重要性

では、なぜアウトプットが重要なのか?

それはアウトプットは体で覚える「運動性記憶」のため、記憶に定着するからです。

つまり「読む」「聞く」というインプットと「話す」「書く」「行動する」というアウトプットの違いは、脳が筋肉を動かして「運動」しているかどうか。

また、「運動性記憶」というは一度覚えると忘れにくい特徴があります。
例えば久しぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていた、ということはないはず。

そのためインプットとアウトプットを繰り返すことにより、記憶に定着して自己成長に繋がるんです。

アウトプットのコツ3選

ただ闇雲にアウトプットをするよりも、以下3つのコツを抑えることでより効果的に成長に繋がります。

2週間に3回使った情報は長期記憶される

人間の脳は重要な情報を長期記憶として残し、重要でない情報は忘れるように作られています。

具体的には、まず脳にインプットされた情報が「海馬」という場所に2-4週間だけ一時保存されます。
この間に何度も使われた情報を重要な情報として判断し、「側頭葉」という場所に長期保存される仕組みになっているんです。

そのため、インプットしてから2週間で繰り返し(目安は3回以上)アウトプットすると長期記憶として残りやすくなります。

最適なインプットとアウトプットの割合は3:7

前述の通り、多くの日本人はインプット過剰・アウトプット不足に陥っています。

コロンビア大学の研究で、グループごとに異なるインプットとアウトプット時間の割合でテストを行う実験が行われました。
結果は30-40%の時間をインプットに費やしたグループが高得点を獲得。

この結果からインプットの2倍近くをアウトプットに費やすように意識することが最も成長に繋がるといえます。

アウトプットの結果を見直し、次にいかす

最後のコツとしてこの章の冒頭で申し上げた、闇雲にアウトプットをしても効率が悪い理由を解説します。

以下、本書の抜粋です。

「インプットとアウトプットを何度も繰り返すことで飛躍的に自己成長ができる」と書きましたが、実はアウトプットしたあと、次のインプットの前に、絶対に必要なプロセスがあります。
それが「フィードバック」です。
フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を評価し、その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えるという作業です。
見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明。すべてフィードバックです。

出典:『アウトプット大全』p35

例えば試験で間違えた問題を復習する人と、ほったらかしにする人ではどちらの人が成績が上がるでしょうか?

ほとんどの場合が前者ですよね。
もしフィードバックをしないと、後者が次も同じ問題を間違えるように、ずっと同じところで立ち止まることになってしまいます。

インプットとアウトプット後に失敗や成功の理由を考えて次に活かすことで、成長は必ず加速します。

要約②具体的な3種類のアウトプット方法

前述の通り、アウトプット方法には「運動性記憶」である「話す」「書く」「行動する」があります。

本書では80もの具体的なアウトプット方法やコツが書かれていますが、成長のために特に大事だと思ったものを厳選して3つだけご紹介します。

昨日の出来事を話す

アウトプットが苦手という人は、まず昨日の出来事を話すことから始めましょう。
本を読んだ、映画を観た、おいしいものを食べたなど、何でも話せば立派なアウトプットです。

この際に大切なのは、単なる事実だけではなく、「自分の気付き」「自分の意見」をひとつで良いので盛り込むこと。

例えば、「昨日アウトプット大全を読んだ」は単なる事実です。
事実に加えて、「今までの勉強は自己満足だったよ」と気付きを加えたり、「日本の教育はもっとアウトプット中心にするべきだと思う」と意見を加えたりする。

これにより自分の脳内にある情報や思考が言語化され、脳が活性化して記憶に定着します。
それだけでなく、「あなたらしさ」が盛り込まれた話は聞いている相手の興味をひき、なぜそう思ったのか深い話を聞きたくなるはずです。

気づきを30秒以内にメモする

気づいた人

いいアイデアを思いついた!
そういうことか!
知らなかった!

でも3分後には、、、

忘れた人

何だったっけ??

こういう経験ありませんか?

人は何かに気づいた際、脳の神経回路がつなぎ変わるといわれます。
脳科学者の茂木健一郎先生によると、これを「アハ!体験」といい、数秒前の自分とは異なる自分に自己成長している状態になっているそうです。
しかし、この状態は長くは続かず、30秒くらいで元の自分に戻ってしまいます。

本書の言葉を借りて例えるのであれば、「アハ!体験」でできた新しい道路は獣道です。
放っておくと元の道のない状態に戻ってしまいます。
メモを書いて何度も情報を使うことで、どんどん太くなって、獣道から農道、やがて国道になる。

この脳内の道路網(神経回路)を拡大していくことが、あなたの「自己成長」そのものです。
その最初の一歩が「気づき」にあたるので、忘れないうちにすぐにメモを取る習慣をつけることが大切です。

「自己満足」を「自己成長」に変えるために行動する

アウトプットは、「話す」「書く」だけではありません。
行動することも成長のために重要なアウトプットです。

例えば、あなたは本記事を読むというインプットをしました。
「インプットをしても話すなどのアウトプットをしないと記憶に残らない」という気づきを得て、「本を読んだら必ず家族に話す」というTODOを決めたとします。

しかしこれを行動に移さないのであれば、何の意味もありません。

個人的に心に刺さった本書の言葉を抜粋します。

昨日までの行動と、今日の行動に変化がある。これが自己成長です。
(中略)知っていても行動しないのなら、行動の変化はゼロであり、自己成長もゼロです。
多少は賢くなっているかもしれませんが、行動が変わらなければ、現実世界は何ひとつ変わりません。
「自己成長」ではなく、「自己満足」しているだけです。
読書や勉強をしても「行動する」ところまでいけない。
ほとんどの人がそうで、自己満足のためだけに勉強している。
それは単に、お金と時間の無駄使いにすぎません。

出典:『アウトプット大全』p245

行動を起こして継続することは難しいことですが、「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら行動あるのみです。

おすすめのアクションプラン

本書では「アウトプット力を高める7つのトレーニング法」が紹介されています。

  • 日記を書く
  • 健康について記録する
  • 読書感想を書く
  • 情報発信する
  • SNSに書く
  • ブログを書く
  • 趣味について書く

この中でもおすすめしたいのが、「SNSに書く」です。
理由は、成長に繋がるアウトプット方法の多くを手軽に実践できるからです。

例えば、Twitterは手軽につぶやいて発信することができます。
これにより、本書でいう以下の方法を実践できています。

  • 「2週間に3回使った情報は長期記憶される」の1回目をクリア
  • 「最適なインプットとアウトプットの割合は3:7」に近づく
  • 自分の気付きや意見を盛り込みやすい
  • 気づきを30秒以内にメモできる

また、SNSはフィードバックの機会としても最適です。

ぶやくことでいいねやリツイート、フォロワーの数が変わったり、返信をもらえたりすると思います。
この結果を踏まえて、「何を発信したらもっと反応がもらえるのか?」「フォロワーを増やすためにはどうすればよいか?」という振り返りがしやすいです。
そして次のインプットに修正を加えた後にアウトプットをしてまた振り返る。
このサイクルを短期的に回すことができる方法が「SNSに書く」だと思います。

恥ずかしい人

友人に真面目なツイートを見られるのが恥ずかしい…

こういう方は匿名でアウトプット用のアカウントを別に作ることをおすすめします。
恥ずかしさが原因で発信しづらいのではもったいないですしね。

例えば僕の場合だと、コダハチというアカウントを作り、こんなアウトプットをしています。

本を読んでアウトプット
サウナで思いついたことをアウトプット

【2021年3月21日追記】
本書を読んでTwitterを始めてから半年弱が経過しました。
アウトプットをすることが習慣として定着したので、全く苦ではないです。
最近はフォロワーさんが増えてきて、反応ももらえるようになり、楽しく継続できています。
おすすめのアウトプット方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ:アウトプットを通じて自己成長につなげよう!

今回は『アウトプット大全』の要約や具体的なアウトプット方法についてご紹介しました。
本記事の内容をまとめると以下の通りです。

本記事の内容まとめ
  • 人生を好転させるためには、アウトプットが重要
  • 長期記憶するには2週間に3回使う
  • インプット→2倍のアウトプット→フィードバックのサイクルを回す
  • 「話す」「書く」だけでなく、「行動する」までがアウトプット
  • まずは「SNSに書く」ことから始めよう

本書の内容を全てはご紹介しきれなかったので、「残り77個の具体的なアウトプット方法を知りたい方」「より深く腹落ちさせてアウトプットをするきっかけにしたい方」はぜひ買って読んでみてください。

以上、コダハチ(@kodahachi)でした!




コダハチ

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

いつも一生懸命な23歳。
お金と時間のムダをなくし、ゆとりある人生を目指しています。
生活満足度にこだわりつつも、サイドFIREに向けて節約・投資を実践中。
ガジェット・筋トレ・サウナ好き。

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